新品
LABEL/ TRAFFIC
PRESS/ JAPAN
DATE/ 2000
GENRE/ DUB NEW WAVE
*送料はクロネコメール便で全国一律 160円
徳望の日本盤!ボーナストラック2曲を含める
初期ASIAN DUB FOUNDATIONのDeeder Zamanを含む最高のメンバーがいた頃のベストに入る傑作アルバム!
1.Real Great Britain
2.Memory War
3.Officer XX
4.New Way New Life
5.Riddim I Like
6.Collective Mode
7.Crash
8.Colour Line
9.Taa Deem
10.The Judgement
11.Truth Hides
12.Rebel Warrior
13.Committed To Life
14.Scaling New Heights
15.Collective Mode [Audio Active Version] [Bonus Track]
16.Crazy/Buffalo Soldier [feat. Junior Delgado] [Bonus Track]
ASIAN DUB FOUNDATION
英国が生み出した最強の 「英国への反逆者」 エイジアン・ダブ・ファウンデイションは、英国社会においてはマイノリティである在英インド系・バングラデシュ系
2世を中心としたサウス・ロンドンの音楽教育機関 「コミュニティ・ミュージック」 を母体にして1993年11月に結成。(略して 「ADF」 と呼ばれることが多い)
「コミュニティ・ミュージック」 で講師をしていたADFの 「首謀者」 ドクター・ダスと生徒だったディーダー、市民権運動をしていたパンディット・G(ADFの思想面での
スポークスマン) の3人と、94年に加入したチャンドラソニック、95年に加入したサン・Jの計5人によって、第一次ADFが誕生した。
94年にネイションから 「Conscious E.P.」 をリリースした翌年には1stアルバム 「Fact And Conscious」 をリリースする。
彼らはその音楽性で注目を浴びるようになるものの、マイノリティであるがゆえにメジャー契約を結んでもらえず、95年9月にヴァージン・フランスから2ndアルバム
「R.A.F.I.」 をリリースすることになる。
「イギリス」 という国には、いわゆる 「大英帝国」 時代の遺産として、旧植民地からの多くの移民達が暮らしており、独自のカルチャーを形成している。
その裏で多くの人々が、人種差別や階級闘争に苦しめられているのが現在の英国の実情なのである。(実際、私自身も英国で感じるところがあったが・・・)
そんな英国社会において、彼らは デビュー時から一貫して、人種差別への反対などのシリアスなメッセージをUK全土に発信してきた。
彼ら自身も 「ADFED」(詳しくは公式サイトに) という音楽やテクノロジーの教育団体を立ち上げ、各地でワークショップを行っている。
ADFは、ブリット・ポップ花盛りの時代にその産声を上げ、イギリスを褒め称えるような 「白人主義的」 音楽のアンチテーゼとして闘争を繰り広げてきた。
こんなふうに言うと、「さぞ暗い音楽を作るバンドじゃないか」 と思われそうだが、彼らの作るサウンドは、ダブをベースとして、ドラムンベース、ロック、パンク、ヒップホップ
などさまざまな サウンドをミックスし、それをインドテイストにアレンジして表現する躍動感(グルーヴ)溢れた最高のパーティー・ミュージックなのだ。
既存のダンス・ミュージックとは一線を画し、人々を熱狂の渦に巻き込みながら、彼らは自らのメッセージを世界に発信し続けている。
彼らにとって音楽活動は、まさに 「闘争」。そんな彼らを絶賛し、UKミュージック・シーンのさなかに導いたのは、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーだった。
ボビーはフランスでのライヴで、彼らをサポート・アクトとして起用。この強烈なプッシュ の甲斐もあり、ADFはロンドン・レコーズ参加のffrrと契約を果たす。
97年10月に同レーベルからシングル 「Naxalite」 をリリース。98年2月にはシングル 「Free Satpal Ram」 をリリースし、「R.A.F.I.」 をアレンジした 「Rafi's Revenge」
をリリースした。この年の第2回フジロックフェスティバルで来日を果たし、日本での単独公演も果たした。
だが、2001年に最年少メンバーでバンドの顔として活躍していたヴォーカルのディーダーが脱退し、所属レーベルとの契約も打ち切られてしまう。
バンドはここで大きな危機を迎えることになるのだが、そんな危機を逆手に取り、メンバー交代によって彼らは 「新生ADF」 としてさらなる進化をはかる。
2003年には、エイドリアン・シャーウッドをプロデューサーに迎え、3年ぶりの新作となる 「Enemy Of The Enemy」 をリリース。
このアルバムにはシンニード・オコナー(「1000 Mirrors」 でヴォーカルを努めている)やレディオヘッドのエド・オブライエンがゲストとして参加し、かつてのブリストル・サウンド
にも通ずるようなダークでサイケデリックなサウンドを見事に作り上げて見せた。
UKにおいても屈指のライヴアクトとしても名高く、数々の来日公演で日本のオーディエンスの心も見事につかんだ。
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