LOVE GROCERはCHRIS PETTER(トロンボーン、キーボード&ベース)とDAVE FULLWOOD(トランペット&ギター)を中心としたインストルメンタル・ダブ・ユニット。彼ら二人はクリスピー・ホーンズ・ブラス・セクションのメイン・プレイヤーとして、90年代前半から英国のニュールーツ/ダブ・シーンに深く関わってきており、Mad Professor、Morcheeba、Steel Pulse、The Bluetones、 Horace Andy、Zion Train、Dreadzoneなどのレコーディングやライブで重要な役割を果たしてきた。
その過程で、クリスは英国でも有名なダブ・サウンドの拠点「CONSCIOUS SOUND」の設立に関わったり、Centry や The Dub Specialistsのメンバーとして活躍をし、デイヴはZion TrainやThe Tassilli Playersの一員としても活躍をしていた。2000年にファーストアルバム「Rocking With The Love Grocer」を、2002年にセカンドアルバム「Fresh Produce」を名門DUBHEADレーベルよりリリース。
その2枚のアルバムをコンパイルした日本編集盤「The LOVE GROCER」を2002年にトリッピン・エレファントからリリース。
2003年3月の初来日公演では、DreadzoneのMC SpeeとDJとしてBen Balafonicを加えて来日をし、予想以上にアップリフティングなライブを繰り広げフロアを盛り上げた。
ベテラン・レゲエ・プレイヤーであるRichard Doswell (アルトサックス&フルート)と Jon Petter (テナーサックス)を加えたブラス・カルテットは完璧なハーモニーを作り上げ、ライブやレコーディングでは時折MC Speeや伝説的なルーツ・シンガーEarl 16を迎えて活動をし、近年は毎年グラストンベリー・ロック・フェスやヨーロッパのサマー・フェスに参加をしている。